雨水製品
一つの原因は、降雨量が年によって異なるなど不確定要素が大きいことで、その結果、水利用計画に乗せ難いという問題があります。そしてもう一つの問題は、この面で実効性の有る有望な技術が存在しなかったことがあると言えるでしょう。そうした中で、これらの問題解決につながるものとしてトーテツは、雨水を容易かつ大規模に貯水可能な『セル型構造地下貯水槽』を完成しました。また、同時にこうした貯水槽の中に汚染物質を極力入れない『初期浄化』の技術も完成しました。少ない建設コストで大規模な貯水槽を構築し、一年間に降る雨の大部分を収納し、しかも、きれいな雨水が得られるわけで、トーテツが完成した一連の技術は、雨水を資源として本格的に利用し、水問題の緩和・解決に役立つ道を開いたと自負しています。
プラスチック製の貯留材を遮水シートで包んで築く、この種の貯水槽の場合、遮水シートは人手による折り曲げ作業を伴うので、通常、厚さ1.5mm程度のものが使われます。こうした薄いシートの中に水を貯めるのですから、当然のこととして、水漏れを発生させないためには、それなりの工夫が必要になります。当社が十年以上の経験を積み上げてはっきりしてきたことは、この種の地下貯水槽の水漏れは、大部分が次に述べる二つの原因に起因するということです。一つは地中に設置されるこの貯水槽は完成前に土中に埋設されることになりますが、この埋戻しの際にガラスや釘、先のとがった石等々によってピンホールが発生することです。この埋め戻し作業は、通常は重機を使って行われますから、貯水槽の規模が大きくなればなるほど、ピンホール発生の可能性は高まることになります。そしてもう一つは、この地下貯水槽に雨水を導入するには、シートに孔を開けて、シートとパイプを接合する必要がありますが、この接合部が破損されやすいということです。塩ビパイプのような硬いものとシートのような柔らかく薄いものを接合するのですから、パイプ側に土圧等の大きな力が働いたら、接合部が簡単に破損してしまうことは容易に想像できることと思います。トーテツのセル型構造地下貯水槽は、これらの二つの問題を解決しており、構造的には『完全防水型』といっても差し支えないと考えています。もちろん、どんな工法もそうですが、施工が不備、不完全では満足な結果は得られませんが・・・・。
雨水自体が腐るということはありませんが、有機物が混入すると、雑菌が繁殖して濁りや臭いが発生し、いわゆる『腐る』という現象が発生します。しかし、初期浄化装置で、落ち葉、虫の死がい、塵埃等を除き、日光を遮断して貯水した雨水は、長期間そのままにしてもまず腐ることはありません。
地表面に存在する河川や湖沼の水も、その源は雨であって、地球上にはこうした『自然の水』をそのまま飲み水として利用している多くの人たちがいます。このことは基本的には雨水は飲めることを意味しています。しかし、この『自然の水も』自然の営みや人間活動に伴って汚染されることがあって、そうした場合は汚染状態が解消するまで待つか、人為的に浄化する必要があります。また、初期浄化が不十分なまま雨水を長期間貯留すると、雑菌が繁殖して、いわゆる『雨水が腐る』状態になります。こうした水は当然『飲用不適』です。問題は、この雑菌の繁殖の程度は千差万別であって『外観や臭い、味だけでは判断できないこともある』ということです。こうしたことを総合的に考慮して判断するならば、初期浄化が適切に行われて貯水された雨水は、比較的簡単な処理で飲料化できるということです。『非常時にはそのままでも沸かせば飲める』といのは、雨水利用の多くの専門家の一致した意見です。また、近年得られた知見からするならば、活性炭や中空糸膜を用いて浄化し、さらに塩素等で殺菌すれば間違いなく飲料化できることです。しかしそこまでやらなくても、地域や場所によっては、ごく簡単な殺菌だけでも飲用化可能な場合も多いといえましょう。
管理ボックス上部の蓋を上げて、開口部から内部に手を入れ2種類のストレーナーを取り出し、中に溜まっているゴミを捨て水洗いをしてから元に戻します。通常1ヶ月〜2ヶ月に一回程度、ストレーナーに溜まるゴミを除去してください。 【取扱説明書:〔3〕維持管理の方法 参照】 ※オリフィスについて:オリフィスキャップを覆う網の目が詰まり、オリフィスのからの通水機能が阻害されていることが考えられる場合は、上記ストレーナーと同時に掃除をおすすめします。 【取扱説明書:〔3〕維持管理の方法(4)を参照】
外径165mm以下(縦樋直結の場合)です。
スライド管を上げてストレーナーを取り外し、中にたまっているゴミを捨てて元に戻します。通常2週間〜1ヶ月に一回程度、ストレーナーに溜まるゴミを除去してください。【取扱説明書:〔3〕維持管理の方法 参照】
外径89mm以下です。
酸性雨については降り始めの1〜1.5mm程度を除いてやれば、問題の無いレベルに低減することが分かっています。トーテツの貯水・初期浄化装置は初期雨水カット機能を備えており、これによって酸性雨のみならず、ゴミ塵埃等の異物を除去することができます。
土のうステーションシリーズ
人が乗ったりしていない限りは通常で使って頂くと標準で耐用年数10年以上は大丈夫と言われています。
カバーは文字数やカバーの色などによりお値段が違ってきますのでレイアウト図が決まりましたらお問い合わせ頂ければお見積は可能です。すのこと一緒に販売は可能です。
5㎏で約200袋、10㎏で約100袋、25㎏で約40袋になっています。
後ろを固定して頂ければゴミ収集日ではない日などは折り畳めておくことができます。普段の日は折りたたんでおけば邪魔にはなりません。
およそ45ℓのゴミ袋が23袋程収納できます。上面と全面が開きますのでゴミを入れる時も簡単に入れられ、清掃業者の方も収集が簡単にできます。
製作可能なサイズがありますのでそれにあてはまるサイズであれば大丈夫です。小さくしたり大きくしたりすることも可能です。まずはお問い合わせください。
およそ一台あたり24㎏になっております。
水路・擁壁用集排水器材
傾斜可能角度は+-10°以内です。
作動部分は弁筐内に内蔵されており、紫外線の影響から守られています。金属は一切使用していないので腐食の恐れがなく目詰などしない限りは半永久的と言えます。
穴の径は特に決まっていません。各ウィープ本体の外径に対して最低でも指1本が(外周)入るぐらいのスペースが理想と思われます。
施工は水抜き穴に差し込むだけなのできわめて簡単です。使用目的はパットフィルターとほぼ同様で、擁壁裏面を石、礫で全面裏ごめする場合のほか、ウィープホールと接続されている塩ビ管に差し込み組合わせてお使い下さい。VPもしくはVUのどちらかの塩ビ管で差し込み可能です。
砂利は10〜25㎜φ位の玉砂利または砕石が理想的です。
TMシリーズの側壁用は本体が脱着式で、内部の清掃や本体の交換が可能です。 底盤用に関してもキャップの交換やそれに伴う内部の清掃が可能です。
メンテナンスに関して、上部キャップを回転させ、切掛け部に凸部が出来たら上部に持ち上げてください。キャップの中央部にフィルターが入っていますので目詰まり等の場合は、洗浄して元に戻して下さい。ゴムパッキンに亀裂・変形等がある場合はパッキンを交換して下さい。できる限りフロートとゴムパッキンの止水性を高める為、ゴミ等を除去して下さい。